【歯を削りすぎない白い詰め物】コンポジットレジン治療とは?費用・寿命・メリットまで徹底解説
「虫歯治療後の銀歯が目立つのが嫌…」
「保険適用でも白く治したい」
そんな方におすすめなのが、白い詰め物「コンポジットレジン(CR)」です。
本記事では、コンポジットレジン治療の仕組みから、メリット・デメリット、費用や寿命まで詳しく解説します。
コンポジットレジン(CR)とは?
コンポジットレジンとは、プラスチックとガラス粉末を混ぜた白い詰め物のこと。
歯の色に近い自然な仕上がりが可能で、「CR(シーアール)」と略されることもあります。
虫歯の治療や欠けた歯の修復などに用いられ、光を当てて瞬時に硬化させるため、その日のうちに治療が完了することが多いのも特長です。
コンポジットレジン治療の流れ
- 診察・治療計画の作成
- 虫歯や古い詰め物の除去
- 必要に応じて麻酔を使用
- 歯面の処理とCRの充填
- 特殊な光で硬化させる
- 噛み合わせ調整と形の整え
治療時間は1本あたり30分以内のことも多く、患者様の負担が軽いのが特徴です。
実際の症例紹介|白い詰め物で自然な見た目に
症例1:奥歯にある銀歯をコンポジットレジンに置換
20代女性。右下の銀歯2本が目立って気になるため、白いコンポジットレジンに置き換えてほしいと来院。1回の治療で2本とも治療が完了。自然な見た目になったと喜ばれました。
症例2:欠けた前歯をコンポジットレジンに置換
30代男性。転倒して前歯が少し欠けてしまったと来院。通常、前歯の欠けは被せ物での治療となりますが、小さな欠けであったため、コンポジットレジンで対応しました。治療時間は30分ほどで終了。治療時の痛みもなく、問題なく使えると満足されていました。
コンポジットレジンの5つのメリット
コンポジットレジンのメリットは以下の5つです。
治療費用が安い
コンポジットレジンは保険適用の治療材料であり、保険診療でできるため、費用が比較的安く抑えられます。
歯の色に近い
コンポジットレジンは天然の歯の色に合わせることができるため、治療した部分が目立ちにくく、銀歯に比べて自然な見た目になります。
治療回数が少ない
型取りなどの手間が不要なため、一回の治療で修復が完了します。
金属アレルギーの心配がない
プラスチック素材でできているため、金属アレルギーがある方でも安心して使用できます。
歯をあまり削らない
コンポジットレジンは虫歯の部分だけを削り、その上に詰めるため、周囲の健康な歯をできるだけ残すことができます。
コンポジットレジンの4つのデメリット
コンポジットレジンのデメリットは以下の4つです。
経年劣化を起こしやすい
コンポジットレジンはプラスチックのような素材で作られており、口の中の湿気や紫外線の影響で時間が経つにつれて劣化します。その結果、白さが失われて黄色く変わることがあります。
歯科医の技術力に依存する
コンポジットレジンによる治療は難易度が高いため、歯科医の技術によって仕上がりが大きく異なります。技術力が高ければ持ちが良くなりますが、逆に技術が不十分だと寿命が短くなることもあります。
壊れたり取れたりしやすい
コンポジットレジンは金属やセラミックに比べて強度が劣ります。そのため、奥歯のように強い力がかかる場所にはあまり向いていません。破損や脱離のリスクがあります。
再び虫歯になりやすい
コンポジットレジンは強度が低いため、割れるとその隙間に食べかすやプラークが溜まりやすくなります。この隙間に細菌が入り込み、虫歯が再発する可能性が高まります。虫歯が再発すると抜歯のリスクも高まるため、注意が必要です。
コンポジットレジン治療(CR)が適さないケースとは?
次のようなケースではコンポジットレジン治療は向いていません。
- 強い力がかかる部分
- 虫歯が広範囲に広がっている
- すでに歯に被せ物がある
- 歯の大部分が欠けている
- 歯ぎしりによって歯がすり減っている
これらの状況では、他の治療法が必要になることがあります。
コンポジットレジンと銀歯、どっち選ぶ?
まず、選択の際に考えたいのは、見た目の問題と金属アレルギーのリスクです。
銀歯(銀色の詰め物)は目立ちやすく、特に大きく口を開けた時に気になる方も多いと思います。さらに、銀歯にはニッケルやパラジウムが含まれており、金属アレルギーを引き起こす可能性が指摘されています。
また、コンポジットレジンに比べ
- 歯を大きく削らなくてはいけない
- 治療の回数が多くなる
ことも銀歯のデメリットと言えるでしょう。
その一方で、銀歯には強度が高く、コンポジットレジンに比べ、割れにくいがあります。大きな力がかかる奥歯でも、長期間使用できると言われています。
コンポジットレジンと銀歯以外にも虫歯治療に用いられる方法がいくつかあります。
以下で解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:銀歯を見られるのが恥ずかしい!白くする方法と費用の目安
コンポジットレジン(CR)の寿命はどのくらい?
コンポジットレジンの寿命はさまざまな要因によって異なりますが、一般的には2〜3年とされています。ただし、しっかりお手入れをし、定期的に歯医者さんでチェックを受けることで、それ以上長持ちすることもあります。
コンポジットレジン(CR)は虫歯になりやすい?!長持ちさせるケアのポイントは?
コンポジットレジンは時間が経つと「収縮」が起こり、材料が少しずつ縮んで歯との間に目には見えない小さな隙間ができることがあります。この隙間に汚れがたまると、着色や虫歯の原因になります。
コンポジットレジン治療後は再度虫歯になってしまうリスクが比較的高いため、セルフケアと定期検診をしっかり続けることが重要です。
コンポジットレジン(CR)の費用はどれくらい?
保険適用の白い詰め物の費用は、1本あたり1,500円〜2,000円です。一方、自然な歯の色に近づけるなど審美性を重視する治療は保険が適用されず、その場合は1本あたり数千円〜数万円かかることがあります。
コンポジットレジン(CR)の保険治療と自由治療の違いは?
治療の範囲や使用する材料によっても違いがありますが、最も大きな違いは「診療にかけられる時間」です。保険治療では、一人あたりの治療時間が大体15分から、長くても30分程度に限られています。
一方で、自由治療では、患者様一人ひとりに対してもっと丁寧に時間をかけることができるため、結果的に精度の高い仕上がりが期待できます。つまり、保険治療と自費治療の違いは、材料費よりもむしろ、かけられる手間や時間にあると言えます。
コンポジットレジン治療で信頼できる歯科医院の選び方
コンポジットレジン充填は、虫歯治療によく使われる方法ですが、正確に治療しないと、再度虫歯ができてしまうリスクがあります。そのため、手間を惜しまず丁寧に治療してくれる歯医者を選ぶことが、コンポジットレジン治療の成功の鍵です。
さらに、この治療は歯科医の技術によって結果が大きく変わるため、コンポジットレジン治療を得意としているクリニックを選ぶことも重要なポイントです。
関連記事:腕がいい歯医者の特徴は?失敗しないためにいい歯医者・下手な歯医者の見分け方を解説
コンポジットレジン(CR)や保険の白い詰め物に関するよくある質問
コンポジットレジン治療は何回くらいやり直しができますか?
一般的には、平均して3回ほどやり直しができると言われていますが、これはあくまで目安です。実際には、歯を削る量や歯の強さによって異なるため、何度も繰り返せるわけではありません。
欠けた前歯をコンポジットレジンで修復できますか?
はい、欠けた部分が小さければ修復可能です。ただし強度が低いため、強い力がかかると再び欠けることがあります。また、噛み合わせによってもリスクが高くなる場合があるので、歯科医とよく相談してから治療方法を決めてください。
関連記事:前歯の虫歯や脱落、歯並びをセラミックで美しく!デメリットや費用も解説
コンポジットレジンで奥歯を修復できますか?
歯の状態によります。通常、歯の表面の溝にできた虫歯は、コンポジットレジンで治療します。ただし、コンポジットレジンは強度や耐久性が低いため、虫歯が大きかったり噛み合わせが悪かったりする場合には、修復が難しいことも。修復が可能かどうかは歯科医師の判断によります。
レジンとはコンポジットレジンのことですか?
歯科治療で「レジン」と言われたら、多くの場合はコンポジットレジンのことを指しています。プラスチックの一種で、歯の色に近い白い素材です。虫歯治療で削った部分や、歯の色を良くしたい部分などを修復する際に使用されます。
コンポレットレジンの寿命はどれくらいですか?
保険診療で使うコンポジットレジンの寿命は、通常2〜3年くらいです。二次虫歯ができやすいので、毎日のケアと定期的な検診をしっかり続けましょう。
目立たない虫歯治療なら梅田のYASUOKA DENTAL OFFICE UMEDAへ
虫歯治療は早期に開始することで、痛む期間を短くできたり、抜歯を避けられたりします。歯が痛み出した、昔治療した被せ物が取れてしまったなど、急に口腔内のトラブルが発生したら、いつでもご相談ください。
当院は予約優先制ですが、緊急の方やお急ぎの方にも可能な限り、迅速に対応しています。初診は専用ダイヤル 06-6342-4618 までご連絡ください。当院の休診日は日曜・祝祭日です。
LINEでのご相談も受け付けております。以下をご確認ください。
