根管治療は専門医に任せるべき?後悔しない歯科医の選び方

根管治療で再発や抜歯を防ぐには、「根管治療専門医(歯内療法専門医)」に依頼することが最も確実です。過去に根管治療を受けたものの、症状が改善しなかった方や、複雑な再治療を検討している方にとって、専門医の選択は歯を守るカギとなります。本記事では、根管治療専門医の選び方を、具体的にわかりやすく解説します。
一般歯科医と根管治療専門医の違いとは?
一般歯科医は、むし歯治療や入れ歯、歯のクリーニングなど、幅広い診療を行う地域のかかりつけ医です。
一方、根管治療専門医は、歯の根の神経や感染を取り除く根管治療のスペシャリストで、より高度な専門知識と技術が求められます。
これらの専門医は、歯内療法専門医(エンドドンティスト)とも呼ばれ、歯科医師全体のわずか0.2%しか存在しません。
なぜ「根管治療専門医」に任せたほうがいいの?
歯科根管治療は、専門医に任せることで圧倒的なメリットがあります。その理由は次の5つです。
1. 原因をしっかり見つけられるから安心
根管(歯の根っこの中)は細くて複雑で、肉眼では見えない部分も多くあります。
専門医は「マイクロスコープ」という特別な顕微鏡を使って、見落としなく診断・治療ができます。
どこが悪いのかわからないまま治療が進む…」そんな不安がなくなるのが大きな安心材料です。
2. 最初から丁寧に治療してもらえるから、やり直しの心配が少ない
根管治療がうまくいかないと、後からまた治療が必要になることがあります。
専門医なら最初の段階から精密に治療してくれるので、再治療のリスクがぐんと下がります。
もし再治療が必要になっても、専門医ならより成功しやすいというメリットもあります。
3. 抜歯せずに、自分の歯を残せる可能性が高くなる
「もうこの歯は抜くしかないかも…」と思っていても、専門医による根管治療で歯を残せるケースがあります。
歯はできるだけ自分のものを残したいもの。専門医なら、そのチャンスを広げてくれます。
4. 他の歯科医院で断られたような難しいケースにも対応できる
歯の根が曲がっている、以前の治療がうまくいかなかった、炎症がひどい…そんな難しいケースも、専門医なら対応できることがあります。
根管治療に特化して学び、経験を積んでいるからこそできる対応です。
5. 精密な治療のための専用機器がそろっている
マイクロスコープ、CT、ラバーダムなど、根管治療を正確に行うための機器が専門医にはそろっています。
こうした機器は、一般の歯科医院では導入されていないこともあり、治療の質に大きな差が出ます。
根管治療専門医・名医を探す具体的な方法とは?
根管治療の専門医・名医を見つけるには、信頼できる情報源から探すのがポイントです。
以下に、参考になる情報収集の方法を紹介します。
かかりつけ歯科医師に専門医を紹介してもらう
信頼できる一般歯科医であれば、根管治療の専門医との連携があるはずです。
「専門医に紹介していただけませんか?」と尋ねてみてください。
紹介状があるとスムーズに進み、「紹介した医師」と「紹介された医師」の双方に一定の責任が生じ、それが結果的に治療の質向上につながる傾向があります。
歯科医院の公式サイトで資格・実績をチェック
専門医を探す際には、その歯科医師が「歯内療法専門医」や「根管治療専門医」であることを明確に謳っているかを確認しましょう。具体的には「○○大学歯内療法学講座出身」など、歯内療法に特化した専門的な教育機関での経歴があるか。
SNS・口コミ・学会活動で評判を確認
歯科医師が実名や顔出しで積極的に情報発信している、学会活動や講演をしている、専門家としての裏付けがあるかどうかを確認することも大切です。
たとえば、「根管治療・専門医・大阪」といったキーワードで検索すると、いわゆる「名医」と呼ばれる歯科医師が一覧で紹介されています。
しかし、インターネット上の口コミは信頼度にばらつきがあるため注意が必要です。
大学病院の歯内療法科を受診する
大学病院には、歯内療法を専門に行う診療科が設けられています。
一般の開業医と比較すると、予約から治療までに時間を要する場合もありますが、その分、非常に高い専門性を持った治療を受けられます。
根管治療専門医を選ぶときの5つのチェックポイント
✅ 1. 専門機器(マイクロスコープ・CT・ラバーダム)を導入しているか
ポイント解説:
高度な根管治療には、精密な視野と診断力が欠かせません。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)は、肉眼では見えない細かい根管の分岐や感染部位まで視認でき、治療精度を大きく向上させます。
また、CTによる立体的な画像診断や、唾液の侵入を防ぐラバーダム防湿法の使用も、再発防止に大きく貢献します。
🔍 チェック方法:
ホームページや初診相談で「マイクロスコープ使用の有無」「CT診断体制」などを確認しましょう。
✅ 2. 自費診療の根管治療を提供しているか
ポイント解説:
保険診療では、使用できる材料や治療時間に制限があるため、症例によっては精密な治療が難しい場合があります。
自費診療では、より高品質な材料や機器を用いた時間をかけた丁寧な治療が可能です。
特に、再治療や難症例の場合は、自費診療の選択肢があるクリニックのほうが柔軟かつ精密な対応が期待できます。
🔍 チェック方法:
料金表やカウンセリング時に「自費根管治療の有無」「費用や内容」について確認しておきましょう。
✅ 3. 実績・症例数・成功率を確認できるか
ポイント解説:
医師の経験や症例実績は、技術力や判断力の指標になります。
特に、再治療や湾曲根管などの難症例に対応した経験が豊富な医院は信頼性が高いです。
成功率を明確に出すことは難しいものの、症例紹介や治療ブログを公開している医院は、透明性と実績への自信が感じられます。
🔍 チェック方法:
公式サイトの症例ページや医師の経歴・学会発表歴を確認しましょう。
✅ 4. 治療内容を丁寧かつわかりやすく説明してくれるか
ポイント解説:
専門的な治療ほど、患者との信頼関係が大切です。
治療内容・方針・費用・期間などをわかりやすく丁寧に説明してくれる医師であるかどうかが非常に重要です。
「難しい言葉を並べるだけで質問しづらい」「説明が曖昧」な医院は避けたほうが無難です。
🔍 チェック方法:
カウンセリングや初診時の説明の仕方に注目。質問に対する誠実な受け答えがあるかどうかをチェック。
✅ 5. 治療後のフォロー体制が整っているか
ポイント解説:
根管治療は「治して終わり」ではありません
治療後に感染リスクや再発防止のために、定期的なチェックやメンテナンス体制が整っているかが重要です。
また、自費治療の場合は保証制度やアフターケアの内容についても確認しておくと安心です。
🔍 チェック方法:
治療後の流れや定期検診の案内、アフターケアの有無を事前に確認しましょう。
根管治療専門医に関連するよくある質問

根管治療の専門医にはどんなケースでかかるべきですか?
他院で抜歯と言われた、再発や痛みを繰り返す、精密な治療を希望する、自費診療を検討したい……などの場合には、歯内療法専門医で受診するのがおすすめです。
根管治療の専門医の一覧はありますか?
日本歯内療法学会の公式サイトが、信頼できる専門医を見つけるのに一番確実な情報源です。
根管治療専門医の費用・通院回数の目安は?
| 治療区分 | 費用の目安(税込) | 通院回数(平均) | 備考(被せ物の有無) |
|---|---|---|---|
| 保険診療 | 約2,000〜3,000円/1回 | 4〜5回 | 被せ物(クラウン等)は別料金 |
| 自費診療 | 約70,000〜150,000円程度 | 2〜4回 | 被せ物は含まれていない |
根管治療には保険治療と自費どちらが良い?それぞれの相場と精度も解説
根管治療の保険診療と自費診療の違いは何ですか?
自費診療ならマイクロスコープやCTを使った精密治療、優良材料による長期耐久性、通院回数が少ないことがメリットです。
一般歯科で治療中の歯でも診てくれますか?(セカンドオピニオンについて)
はい、根管治療のセカンドオピニオンとして別の歯科医院で診察してもらうことは可能です。
まずは、現在の担当医にセカンドオピニオンを希望する旨を伝え、紹介状やレントゲン写真などの診療情報を提供してもらいましょう。
大阪で根管治療専門医に相談するなら YASUOKA DENTAL OFFICE UMEDA
根管治療は、再発を繰り返すと歯を失うリスクがある、非常に繊細で高い技術を要する治療です。
当院では、日本歯内療法学会に認定された「根管治療専門医」が在籍し、マイクロスコープや歯科用CT、ラバーダムといった専用機器を活用して、より精密で再発リスクの少ない治療を行っています。
担当医は、米国ペンシルベニア大学大学院・歯内療法学科で専門研修を受け、国内外で多数の難症例を経験してきた実績を持っています。一般歯科では対応が難しいケースにも柔軟に対応可能で、東京科学大学(東京医科歯科大学)の大学院課程を修了し、同大学および鶴見大学でも非常勤講師を務めるなど、教育・臨床の両面で豊富な経験を有しています。
医院は各線「梅田駅」から徒歩圏内でアクセスも良好。
24時間WEB予約対応で、忙しい方や遠方の方にも通いやすい環境を整えています。
他院で治療中の歯のセカンドオピニオンにも対応していますので、「できるだけ自分の歯を残したい」「再治療は避けたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
