歯医者のクリーニングとは?内容・費用・頻度をわかりやすく解説

歯科で行う「クリーニング」は、歯の表面や歯ぐきのまわりに付いた汚れを専用の器具で取り除き、お口を清潔に保つための処置です。
歯ブラシでは落としにくい歯垢や歯石、着色汚れを除去し、むし歯や歯周病の予防に役立てます。
クリーニングには保険診療と自由診療があり、歯石の付着や歯ぐきの炎症などが見られる場合は、治療の一環として保険が適用されることがあります。
保険診療の場合、初診時の検査や指導を含めておよそ3,000円前後(3割負担の場合)が目安です。
定期的に歯科医院でチェックやクリーニングを受けることで、より良いお口の環境づくりにつながります。
この記事では、歯科クリーニングの具体的な内容や、保険診療と自由診療の違いを詳しく解説しています。ご自身に合った適切なケアを知るために、ぜひ最後まで読んでお役立てください。
歯医者のクリーニングとは
歯科でいう「クリーニング」とは、歯の表面や歯ぐきのまわりに付着した汚れを専用の器具で取り除き、お口の中を清潔に保つための処置です。
歯ブラシでは届きにくい部分の歯垢(プラーク)や歯石、着色汚れなどを落とし、むし歯や歯周病の予防につなげます。
日常の歯みがきでは、歯と歯のすき間や、歯と歯肉の溝、歯周ポケットなどに、どうしても汚れが残ってしまいます。歯医者でのクリーニングは、そうした「自宅ケアの届かない部分」を補う役割を果たしています。
歯のクリーニングは保険適用される?
歯のクリーニングには、大きく分けて「保険診療」と「自由診療」の2種類があります。
着色汚れを落としたりといった美容・予防を目的とするクリーニングは自由診療となります。
一方で、歯石の付着や歯ぐきの炎症など、お口の健康に影響がみられる場合は、治療の一環として保険診療の対象となることがあります。
保険診療で行うクリーニングは、歯石や細菌を除去する「スケーリング」が中心です。
歯周病の治療や進行予防を目的に行われ、比較的短時間で受けられるケースが多いでしょう。
自由診療では、これに加えて歯の表面の着色(ステイン)を落としたり、歯面を丁寧に磨き上げたりするなど、よりきめ細やかなケアを受けられることがあります。
保険の適用可否は、歯科医師による歯周病の検査や診断結果に基づいて判断されます。
歯ぐきの腫れや出血、歯石の付着が気になる場合は、一度歯科医院で状態を確認してもらうとよいでしょう。
歯医者での一般的なクリーニングの流れ
医院によって内容は多少異なりますが、一般的には次のような流れで行われます。
保険の範囲で受けられるクリーニング
- 目的:歯周病や虫歯のリスクを下げるための基本ケア
歯垢・歯石の除去(スケーリング)
→ 手用スケーラーや超音波スケーラーで歯と歯ぐきの間の歯石を除去
歯面清掃(簡易ポリッシング)
→ 歯の表面の汚れを軽く落とし、ブラッシングの補助
- ポイント:健康保険が適用されるのは、疾患が確認され、治療の必要があると認められた場合に限られます。そのため、治療目的として必要最低限の範囲で行われます。
自費で受けられるクリーニング(審美・予防目的)
- 目的:口腔環境の維持、再着色予防
歯面の徹底清掃(ポリッシング)
→ 専用ペースト・ブラシで汚れの再付着を防ぐ
着色汚れの除去(エアフローなど)
→ コーヒー、紅茶、タバコのヤニをパウダーと水流で除去
仕上げ(フッ素塗布、PMTC)
→ 再石灰化をサポートし、歯の健康を維持
歯医者のクリーニングを受ける3つのメリット

日々の歯みがきだけでは落としきれない汚れも、歯科医院でのクリーニングならしっかり取り除けることも多くあります。
ここでは、クリーニングによって得られる主なメリットをご紹介します。
虫歯・歯周病のリスクを抑える
歯の表面や歯ぐきのまわりの歯垢や歯石を取り除くことで、歯肉炎や歯周病の原因となる汚れを減らすことができます。
また、一般的な歯科医院ではクリーニングの際には、歯周ポケットの深さを確認しながら、歯周病が進行していないかをチェックします。
定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、口の中を清潔に保ち、健康な歯ぐきを維持することにつながります。
口臭のもとになる汚れを減らす
歯垢や歯石に付着する細菌は、口臭の原因になりやすいと言われています。
クリーニングでこれらの汚れを取り除くことで、口内環境を整え、口臭が気になる方のサポートになります。
歯が持つ本来の白さに近づける
コーヒーやお茶、タバコなどによる歯の表面の汚れは、歯ブラシだけでは落ちにくいことがあります。
歯科医院でのクリーニングでは、専用の器具を用いて表面の汚れを落とすことで、歯が持つ本来の白さに近づけるサポートが可能です。
歯医者のクリーニングの値段と頻度の目安

歯科医院で行うクリーニングの費用は、保険診療か自由診療かによって異なります。
保険診療の場合、初診時の検査や指導を含めておよそ3,000円前後(3割負担の場合)が目安です。
保険では「治療や経過観察を目的とした管理」が基本となるため、一般的には3か月以上の間隔を空けての受診が推奨されています。
一方、自由診療では、クリーニング内容や使用機器により1回あたり5,000~10,000円程度が相場です。
通院の目安としては、3か月に1回程度の定期的な受診が推奨されることが多いです。
歯石の付きやすさには個人差があり、2か月ほどで歯石が再形成される方もいます。
口腔内の状態に合わせて、歯科医師や歯科衛生士と相談しながら適切なタイミングでクリーニングを受けることが大切です。
歯医者のクリーニングでよくある質問
歯科医院での歯のクリーニングについて、予約前に知っておきたい疑問をまとめました。
不安を解消して、快適なプロのケアを受けましょう。
Q1.歯医者のクリーニングは痛いですか?
基本的には痛みはほとんどありません。軽い歯石や汚れを取るだけなら、心地よい感覚で終わることが多いです。
ただし、歯ぐきに炎症がある場合や歯石が多い場合には、しみるような痛みを感じることがあります。
痛みが強いときは無理をせず、遠慮なく伝えてください。
Q2.歯医者のクリーニングの平均時間は?
お口の状態にもよりますが、1回あたり30〜60分程度が一般的です。
歯石が多い場合は数回に分けて行うこともあります。定期的に受けている方は、短時間で終わる傾向にあります。
Q3.歯医者のクリーニングで歯は白くなる?
クリーニングでは、歯の表面についた茶渋やタバコのヤニなどの「着色汚れ」を落とすことができます。
そのため、もとの歯の色に近い自然な白さになります。
ただし、歯そのものの色を明るくする「ホワイトニング」とは異なります。
Q4.妊娠中でも受けられる?
はい、基本的に妊娠中でも受けられます。体調が安定している妊娠中期(安定期)に受けると安心です。
妊娠中は、唾液の分泌が低下するほか、つわりの影響、食生活の変化、ホルモンバランスの乱れによって、お口の中が汚れやすくなるため、定期的なクリーニングがおすすめです。
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歯のクリーニングは、むし歯や歯周病を「治す」ための治療ではなく、「予防」を目的とした大切なケアです。
定期的にお口の状態を整えることで、将来的な治療費や通院回数を減らすことにもつながります。
歯石や着色汚れが気になる方は、まずは検診でお口の状態を確認してみましょう。
当院には、歯の状態や生活習慣に合わせて、保険診療・自由診療の両方から最適なクリーニング方法をご提案しています。
また、
- 歯茎から血が出る
- 口臭が気になる
- 歯茎が腫れる
- 歯がグラグラする
といった症状でお悩みの方は、歯周病の可能性も考えられます。
当院には日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士が在籍しており、歯周病の根本原因にアプローチする「THP(トータルヘルスプログラム)」の提供もしております。
