コラム

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2024.02.26

歯ブラシについて

歯ブラシの交換時期

歯ブラシは毎日使用すると思いますが、いつ交換していますか?歯ブラシの交換のタイミングは適切ですか?歯ブラシの交換頻度は1カ月に1本と言われています。

株式会社ライオンの調査によると、「主に使用するハブラシ」の平均使用期間は、約2か月でした。また、女性より男性の方が使用期間が長い傾向にあるそうです。日にちを決めるなどして、1ヶ月に1度交換するようにしましょう!

同じ歯ブラシを使い続けると…

  1. 菌が増える
    乾燥させたとしてもブラシの毛束の根元には菌が繁殖してきます。不衛生な歯ブラシで磨くと口の中の細菌を増やす原因となり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
  2. 汚れが落としきれない
    毛先が広がり古くなると歯の間に入り込んだ食べカス、歯垢などの汚れが落とせなくなります。また歯茎や歯を傷つけてしまうこともあります。

衛生士がおすすめの歯ブラシを教えます!

■健康な歯茎の方・軽度の歯肉炎の方

ルシェロ歯ブラシ
B-20M ピセラ

小さなヘッドは口腔内で動かしやすく奥まで当てやすい形状です。歯の表面の歯垢(歯に付着した細菌が繁殖したかたまり)除去が得意なブラシです。

■歯周炎・安定期治療の方・メンテナンス受診患者様

ルシェロ歯ブラシ
P-20M ピセラ

毛先がテーパー状になっており歯と歯ぐきの境目、歯周ポケットの歯垢除去が得意な歯ブラシです。

■細かな動きが苦手な方・ブラッシング圧が強い方

クラプロックス5460

スイス生まれの歯ブラシで、独自開発のクーレン繊維(ポリエステル)はコシがあるのにしなやかで歯茎を磨いても傷つきません。歯ブラシの中でも唯一歯茎を磨いて良いと指導できる歯ブラシです。ヘッドが大きいので、不器用な方でも歯に当てやすいことも大きな特徴です。

■めんどくさがり屋さんに!・磨き残しが気になる方

ソニッケアー プロテクトクリーン
プロフェッショナル

高速振動で歯垢をたたき落とす優れもので、手磨きの約20倍歯垢を除去できるといわれています。当てるだけで簡単に歯垢除去できますが、どこに当てるかが重要です。そのため使っているだけで出来ている気にならないよう適切な指導が必要です。

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