仕事中の食いしばりと歯ぎしり|放置すると危険な理由と歯医者での治療

「仕事から帰るとあごがどっと疲れている」「奥歯が疼くような違和感がある」。
そんなお悩みはありませんか?
梅田で働く多くのビジネスパーソンが、実は無意識のうちに行っているのが食いしばりや歯ぎしりです。
これらは単なる癖だと思われがちですが、放置すると歯が割れたり、顔の形が変わったり、さらには全身の不調を招く恐ろしいリスクがあります。
歯科医院で行う「食いしばり・歯ぎしり」の治療には、主に以下の3つがあります。
- スプリント療法(マウスピース)
- ボツリヌス注射注射
- 矯正治療
今回は、YASUOKA DENTAL OFFICE UMEDAが、デスクワークと食いしばり・歯ぎしりの深い関係、そしてその解決策について詳しく解説します。
集中力の代償?デスクワークと「食いしばり・歯ぎしり」の意外な関係

「歯に関する悪習慣」と聞くと、寝ている間の「ギリギリ」という歯ぎしりを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、現代のビジネスパーソンにとってより深刻なのは、日中の仕事中に無意識かつ静かに行われている食いしばり・歯ぎしりです。
「食いしばり」とはどのような状態か?
食いしばり(クレンチング)とは、上下の歯を強い力でギュッと垂直に噛み締める状態を指します。
歯ぎしりのように音が鳴らないため、周囲はもちろん、本人すら気づかないうちに数時間にわたって負荷をかけ続けているケースが非常に多いのが特徴です。
「歯ぎしり」とはどのような状態か?
歯ぎしり(グラインディング)は、上下の歯を強い力でギリギリと横に擦り合わせる状態を指します。
歯の表面が広範囲に削れたり、詰め物が外れたりする直接的な原因となります。
また、特有の音が出るため、家族から指摘されて初めて気づく方も少なくありません。
実は上下の歯にすき間がある状態が正常
本来、人間がリラックスしているとき、上下の歯の間には2〜3mmの隙間(安静位空隙)があるのが正常です。
上下の歯が接触するのは、食事や会話の瞬間だけで、1日の合計時間はわずか15〜20分程度。
それ以外の時間に歯が触れ合っている状態を、歯科医学ではTCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)と呼び、立派な悪習慣とみなします。
デスクワーク中に食いしばりや歯ぎしりをしてしまう原因は?

- 過度な集中とストレス
難しい資料作成や納期に追われるストレスは、脳を緊張させ、咀嚼筋(噛む筋肉)を活性化させます。
- 姿勢の崩れ(猫背)
パソコン画面を覗き込むような「前かがみの姿勢」は、下あごを前方に押し出し、自然と噛み合わせに負荷がかかるポジションを作ってしまいます。
- スマートフォンの操作
下を向く動作が長い現代人は、重い頭を支えるために首や肩の筋肉が緊張し、それがあごの筋肉のこわばりに直結します。
その症状、食いしばり・歯ぎしりのサインかも?
「自分は食いしばっていない」と思っている方でも、お口の中や体にはハッキリとサインが出ていることがあります。
以下の項目に心当たりはありませんか?
お口の中のSOS
舌の縁のガタガタ
舌を歯の内側に押し付けているため、舌の縁に歯の形(圧痕)がついている。
頬の内側の白い線
強く噛み締めることで、頬の粘膜に横一直線の白い盛り上がりができている。
歯の摩耗(削れ)
歯の先端が真っ平らになったり、エナメル質が削れて知覚過敏が起きている。
全身に広がる不調
慢性的な頭痛・肩こり
こめかみ付近の側頭筋や、頬の咬筋が過度に緊張し、筋緊張型頭痛を引き起こす。
エラのはり
噛む筋肉が発達し、顔が四角く大きく見えるようになる。
顎関節症
口を開ける時に「カクッ」と音が鳴る、または口が開きにくい。
食いしばり・歯ぎしりが招く重大リスク
食いしばりや歯ぎしりをいつものことと放置していると、取り返しのつかないダメージが蓄積していくことも。
歯そのものだけでなく、見た目や全身の健康にまで及ぶ深刻なリスクの可能性について解説します。
歯が割れる・欠ける(歯の破折)と治療寿命の低下
食いしばりによって歯にかかる力は、自分の体重の数倍、時には100kgを超えることもあります。
この巨大な圧力が毎日かかり続けると、健康な歯であっても耐えきれず、ある日突然真っ二つに割れることがあります。
また、せっかく治療したセラミックやインプラントが破損したり、歯周病の悪化を早めて抜歯を余儀なくされるケースも少なくありません。
顔の形が変わる(エラ張り・顔の肥大化)
食いしばりを続けることは、顔の横にある「咬筋(こうきん)」という筋肉を毎日猛烈に筋トレしているのと同じです。
筋肉が異常に発達すると、エラが張り出し、顔全体が四角く大きく見えるようになることも。
また、筋肉の緊張により血流が悪くなり、顔のむくみやたるみを引き起こす原因にもつながります。
全身の不調を招く(頭痛・肩こり・自律神経の乱れ)
あごの周りには多くの神経や筋肉が集中しています。
食いしばりによる緊張は、首や肩、背中の筋肉まで連鎖し、慢性的な肩こりや、こめかみを締め付けるような緊張型頭痛を引き起こす可能性があります。
さらに、常に噛み締める力が加わっていると、脳がリラックスできず、自律神経のバランスが乱れて睡眠の質が低下したり、疲労が取れにくくなったりすることもあります。
梅田の歯科医が提案する食いしばり・歯ぎしり治療と費用目安
当院では、単に「マウスピースを作って終わり」という治療は行いません。
患者様のライフスタイルに合わせた、多角的なアプローチを提案しています。
スプリント療法(マウスピース)
主に就寝時の歯ぎしりから歯を守るための対策です。歯が削れるのを防ぎ、あごの関節にかかる衝撃をクッションのように吸収します。
当院では、精密に型取りしたオーダーメイドのマウスピースをお作りいたします。
【費用目安】約5,000円(保険適用・3割負担)
ボツリヌス療法(ボトックス注射)
食いしばる力が強すぎる方におすすめしているのが、筋肉の動きを適度に緩和させる治療です。
咬筋の過剰なパワーを直接抑えるため、食いしばりそのものを軽減できる可能性が高まります。
また、副次的な効果として小顔効果(エラの解消)も期待できます。
【費用目安】初回33,000円 (税込)、初回55,000円 (税込)
矯正治療
歯並びや噛み合わせに問題があることで食いしばり・歯ぎしりが起こっている場合には、矯正治療を行うことで症状を緩和できる可能性があります。
当院の矯正治療については以下のサイトをご確認ください。
仕事中に今すぐできる!食いしばり改善セルフケア

歯科医院での治療と並行して、日々の習慣を少し変えるだけで効果は大きく変わります。
ポストイット療法(リマインダー法)
PCのモニターやスマホの裏など、よく目に入る場所に「歯を離す!」「リラックス」と書いた付箋を貼りましょう。
それを見た瞬間に、フーッと息を吐いて肩の力を抜き、歯を離す習慣を脳に刷り込みます。
1時間に1度の「姿勢リセット」
一度立ち上がるか、椅子に深く座り直し、胸を大きく開いて肩甲骨を寄せます。猫背を解消するだけで、あごにかかる物理的な負荷の軽減につながります。
梅田で食いしばり・歯ぎしりに悩んだらYASUOKA DENTAL OFFICEへ
「たかが食いしばり」と放置することは、毎日ご自身の歯をヤスリで削り、あごの関節を痛め続けているのと同じです。
特に働き盛りの世代にとって、歯を失うことは食事の楽しみを奪うだけでなく、仕事のパフォーマンス低下にも直結する可能性があります。
YASUOKA DENTAL OFFICE UMEDAは、各線梅田駅から徒歩圏内にあります。また、午前診療は13時まで行っているため、お昼休みを利用してのご来院も可能、と忙しいビジネスパーソンの皆様が、合間を縫って無理なく通える環境を整えております。
「朝起きたときの違和感」や「仕事中のあごの疲れ」に心当たりがある方は、ぜひ一度、当院の精密診断を受けてみてください。
あなたの歯の寿命を延ばし、より快適なビジネスライフを送るお手伝いをいたします。
