コラム

column

2024.08.26

歯列矯正は保険適用ができる? 適用条件や費用について解説!

 

歯列矯正は歯並びや噛み合わせを改善する治療になります。お口の中の健康はもちろん、見た目のキレイさにも大きく影響する治療になります。同時に費用が高額なため、保険が適用されるのか気になる方もおられるのではないでしょうか?
この記事では、矯正治療の保険適用の条件や治療費について解説させていただきます。ぜひご参考くださいませ。

 


歯列矯正は保険が適用されるの?

結論として、矯正治療は基本的に保険適用外です。しかし、保険適用が可能な矯正治療が中にはありますので、保険適用の条件から調べることをおすすめします。

歯列矯正が保険適用外の理由

歯列矯正が原則保険適用外の理由は審美性の改善・向上のための治療だからです。

日常生活を送るうえで支障をきたさない、ただ見た目を良くするための治療は、本来は必要としない治療のため、保険の適用外になります。なので自費での治療になってしまいます。

美容整形をイメージするとわかりやすいと思います。

当院では、審美目的だけの歯列矯正だけでなく、患者様の噛み合わせも考慮した治療をご提案しております。

歯科矯正の保険が適用される条件とは

歯科矯正は、原則保険適用外ですが、以下の条件を満たすと矯正治療は保険適用の対象となる場合があります。

  • 厚生労働大臣が定める疾患に当てはまる
  • 永久歯の欠損が3本以上で起きる咬合異常の場合
  • 顎変形症を患っている

これらの条件を1つでも満たしていると、機能改善の治療として、保険を適用することが可能になります。ただ、保険適用の矯正治療を行えるのが、厚生労働大臣が定める施設基準に達している保険医療機関のみとなっております。

治療を受けるとなった場合、治療が可能な医療機関をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。

ここからは上記で挙げた保険の適用条件について詳しく解説いたします。ぜひご参考くださいませ。

厚生労働大臣が定める疾患

厚生労働大臣の定める61の疾患が原因で噛み合わせに問題があり、日常生活に影響を及ぼしている場合、矯正治療に保険が適用されます。つまり、先天的な疾病や生まれつき、顎の骨が原因で歯列矯正などをする場合、保険適用の対象となります。

有名な疾患で、ダウン症候群や脊髄性筋萎縮症などが挙げられます。

日本矯正歯科学会が挙げている疾患は以下の通りです。

厚生労働大臣が定める疾患|日本矯正歯科学会

永久歯の欠損が3本以上で起きる咬合異常の場合

永久歯が3本以上ない場合は、先天的に永久歯が生えてこない先天性欠如歯で、前歯・小臼歯が3本以上生えていないかつ、噛み合わせに支障をきたしていると診断されれば、保険が適用されます。

自分では判断できないケースもあり、気になる場合は、歯科医院で診断を受けることをおすすめします。

顎変形症が原因の場合

顎変形症とは、上下の顎の形や大きさの異常や、位置が大きくずれている症状を示すものであり、噛み合わせの異常をきたしている場合、顎変形症の治療のために顎の骨を切る手術をした場合、歯列矯正に保険が適用されます。

歯列矯正の費用を抑える方法

歯列矯正が保険適用であることがわかりましたが、基本的に矯正治療の費用が高額には変わりありません。そこで保険適用なしで、歯列矯正の治療費用を抑えるにはどうすれば良いかここでは解説させていただきます。

費用の安い歯列矯正装置を選択する

歯科矯正にかかる費用は、どの装置を選ぶかによって、費用が変わってきます。ワイヤー・ブラケット矯正が比較的安価なのに対して、マウスピースや裏側矯正は費用が比較的に高額になります。自分に適した矯正治療を選択することが最善ですが、費用を抑えるという目的があれば、ワイヤー矯正も選択の一つにはなります。

医療費控除を利用する

医療費控除とは、自分または家族が一年間支払った治療費を、その年の所得税から差し引くことができる制度になります。

医療費控除を受けるには、確定申告書の提出が必要になります。出費を抑えたい方は、ぜひ利用しましょう。

詳しい解説は国税庁ホームページにありますので、ぜひ参考にしてみてください。

保険適用外(自由診療)の費用の目安やメリット

ここでは、自由診療の矯正治療の費用の目安について解説いたします。

自由診療は、保険適用外の治療のことを指します。

歯科矯正は基本的に保険適用外の治療になりますので、念頭に置いておく必要があります。

主に行われている歯列矯正を、例にご紹介させていただきます。

ワイヤー・ブラケット矯正

ワイヤー・ブラケット矯正の費用は約60万円〜100万円になっております。

ただし、 自由診療なので医院ごとに治療費は大きく変わってきます。

ワイヤー矯正は最もポピュラーな治療でもあります。

ワイヤー矯正のメリットは汎用性に優れ、他の治療法に比べ、リーズナブルという点が優れています。

デメリットとしては、矯正装置が目立つ、口が閉じにくいなどがあります。

裏側矯正

裏側矯正とは、歯の裏側に装置を取り付け、治療を行う矯正治療になります。

相場は約100万円〜180万円で、他の矯正治療に比べ、やや高額になります。

矯正が目立たず、見た目に影響しないことがメリットになります。

デメリットとしては、装置によって滑舌が悪くなったり、先ほども挙げた高額なことが挙げられます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、専用のマウスピースを用いた矯正治療になります。

相場は30万円~100万円と幅が広く、部分矯正から全体の矯正かで大きく異なります。

メリットとして、見た目のへの影響が少なく、ポリウレタン素材で作られているので、金属アレルギーの方でも安心して、治療が行えます。

デメリットは、一日に装着する時間が長く、食事と歯を磨く時以外は、ずっとつけておかなければならないのがデメリットとして挙げられます。

矯正治療の支払方法について

歯科矯正は、全額自己負担で、高額な費用に悩まれる方が多いと思われます。

ですが、一度に全額支払いをする必要はありません。

医院によってはキャッシュカードやデビットカードなどカードでの分割払いを行える場合があります。

ここでは、当院安岡デンタルオフィスのお支払方法も含めた紹介をさせて頂きます。ぜひご参考くださいませ。

現金一括払い

現金一括払いとは、治療費を1度に全額支払うことを指します。この方法で支払うと、後の支払いを心配する必要もなくなるため、先の支払いの心配をしたくない人にはおすすめです。一度に、大金を支払う必要があるため、お支払いの際には慎重に検討しましょう。

分割払い

分割払いは、治療費を複数回に分けて支払う方法になります。

一回の出費を抑えられるので、不安という方にはおすすめのお支払方法になります。

ただし分割払いは手数料が発生しますので、支払額が一括払いより高くなるので、注意が必要になります。

またすべての治療に分割払いが適用できるとは限らないので、分割払いが利用できるか

確認する必要があります。

クレジットカード払い

レジットカード払いも取り扱っている医院であれば利用可能です。

安岡デンタルオフィスでは、デビットカードも利用できますので、支払いの計画を立ててお支払いがすることが可能です。現金をすぐに支払う必要がないなど利点が多いですが、すべての医院が対応しているわけではないので注意が必要です。

デンタルローン

デンタルローンとは、歯科治療専用のローンで、治療費を長期間掛けて、支払いを行う方法になります。通常のローンと同様に審査がありますが、長期にわたる分割払いが可能なので計画を立てて、支払いが可能です。

デンタルローンを利用する場合は、長期間にも及ぶ支払いという点も考慮に入れて、利用しましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、矯正治療で保険が適用されるケースや費用の相場などの紹介をさせて頂きました。

実際に思っているより、高額な治療だと思われた方もいるのではないでしょうか?

ただ費用面だけを見て、治療を選択するのではなく、今の自分に合った治療を選択されることを推奨いたします。

ぜひこの記事を見て、歯並びや噛み合わせが気になる方への、治療のきっかけになれば幸いです。

当院安岡デンタルオフィスでは、「インビザライン」と呼ばれるマウスピース矯正治療で

ダイヤモンドプロバイダーと呼ばれる年間150件もの治療実績を持つ医師だけが与えられる実績を取得している医師が在籍しております。また安岡デンタルオフィスの「インビザライン」の特長として、初診から治療終了まで、専任のカウンセラーによるヒアリングやデジタル技術を用いた精密な診断を通して、患者様に最適な治療を提供することを心がけております。

矯正治療を考えている方、興味をお持ちの方は、無料相談も行っておりますのでぜひ一度

ご相談くださいませ。

合わせて読みたい!|歯列矯正が医療費控除の対象になる条件は?計算方法や注意点なども解説

インビザライン・マウスピース矯正専門サイト

pagetop