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歯周病は何歳から注意するべき?年代別のリスクや予防方法も解説

歯周病は年配の人特有の病気だと思われやすいですが、歯周病は若い世代でも発症する可能性があります。では、歯周病になりやすいのは何歳からなのでしょうか?

また、歯周病の原因やリスクは年齢によって異なるので、自分の年代にはどんな歯周病のリスクがあるのか理解しておくことが重要です。

今回は、歯周病は何歳から注意するべきかについて解説します。歯周病の原因や年齢別のリスク、予防方法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

歯周病とは

歯周病は、日本人が歯を失う原因の第1位です。歯周病の初期段階は歯肉炎、症状が進行すると歯周炎と呼ばれます。

最初は歯ぐきに炎症が起こる程度ですが、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまいます。歯肉炎の時点でしっかりとケアすれば、症状は改善できるでしょう。

しかし、歯肉炎はほとんど痛みがないため、症状に気付かないことも少なくありません。気付いたころには、膿が出たり歯が動揺したり、最悪の場合抜歯が必要になることもあります。

歯周病の原因

歯周病の主な原因は、お口の中の細菌です。皆さんは、歯周ポケットをご存知でしょうか?歯周ポケットとは歯と歯ぐきのすき間にある溝のことで、歯磨きが不十分だとこの歯周ポケットに歯垢(プラーク)が溜まり、歯ぐきの内部で炎症を起こしてしまうのです。

このほかにも、生活習慣の影響、ホルモンバランスの変化や加齢、箸やスプーンの共有により歯周病菌が感染することもあります。小さいお子さんに食べ物を与えることがある方は、ご注意ください。

 

歯周病は何歳から注意するべき?

歯周病になるのは、高齢者だけではありません。厚生労働省の調査によると、5~14歳で約4割、15~24歳で約6割の人が歯肉炎を発症したと言われています。若い年代でも歯肉炎を放置したら、歯周病になる可能性はあるのです。

とはいえ、歯周病のリスクが高くなるのは30代以降です。30代以上の3人に2人が歯周病になり、40代から50代にかけてさらに歯周病のリスクが高まります。

したがって、歯周病は30代以降から十分に注意する必要がありますが、20代以下でも不十分な歯磨きや乱れた生活習慣などが原因で、歯周病になる可能性は大いにあるのです。若いうちから歯周病予防のために、歯磨きや生活習慣を意識するようにしましょう。

 

歯周病のリスクは年齢によって違う!

歯周病のリスクは年齢とともに高まりますが、年齢によって歯周病の原因やサイン、リスクは異なります。それでは、各年代の歯周病の特徴を見てみましょう。

10~20代

10~20代は軽度の歯周炎(歯肉炎)が大半で、歯周病が本格的に進行することはほとんどありません。早期発見・早期治療により、症状を改善することは可能です。

しかし、生活習慣の変化や特定の原因によって、歯周病が発症・進行することはあります。

歯周病の原因は、磨き残しの蓄積・喫煙・食生活の乱れ・ストレス・遺伝などが考えられます。特に矯正中の人は磨き残しが多くなりやすいので、要注意です。

このほかにも、プラークの量は少なくても、遺伝的な要素または特定の歯周病菌の関与により、歯槽骨が急速に溶けてしまう「若年性歯周炎」、思春期になると女性ホルモンの影響により発症する「思春期性歯肉炎」などがあります。

この症状があったら要注意!

  • 歯磨きのときに出血する
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口臭が気になる
  • 歯が稀にぐらつく

上記のいずれかに当てはまる場合、歯周病の可能性があります。特に、歯が稀にぐらつく場合は、歯周病が進行している可能性がありますが、早期に治療を開始すれば、改善が可能なケースが多いので、気づいたその時に歯医者に行きましょう。

30代

一般的に、30代は仕事・結婚・妊娠・出産などライフステージの変化が大きい時期です。この時期は、歯周ポケットが深くなる傾向にあります。

歯周ポケットが深くなると歯石や細菌が溜まって歯周病が進行しやすいため、治療を行い歯周病の進行を阻止する必要があります。

この症状があったら要注意!

  • 歯ぐきから頻繁に出血する
  • 歯ぐきが腫れぼったい
  • 冷たいものがしみる
  • 歯ぐきが下がり歯が長くなった気がする

上記のいずれかに当てはまる場合、歯周病が進行している可能性があります。このタイミングで治療を開始しないと、将来歯を失うことになりかねません。すぐに歯科医院を受診してください。

40代

40代は、歯周病が本格的に進行しやすい時期です。プラークの蓄積や生活習慣などが原因で、歯周病の症状が一気に悪化する可能性が高いです。この年代では、目に見えて症状も出てきます。

この症状があったら要注意!

  • 歯が少しぐらつく
  • 食べ物が歯に挟まりやすい
  • 歯ぐきから膿が出ることがある
  • 口臭が強くなった

上記のいずれかに当てはまる場合、歯周病菌による炎症で、歯を支える歯槽骨が溶け始めている可能性もあります。加齢に伴い免疫力も低下しているため、歯周病の進行が早まることも多いです。

また、ストレスや習慣による歯ぎしりや食いしばりによって歯に負担がかかり、歯周病の進行を早めることもあるので、至急歯科医院を受診してください。

50・60代

50・60代は、最も歯周病の発症リスクが高い年代です。加齢による影響や生活習慣による影響が出てくる時期で、重度の歯周病になっている方も少なくありません。

この症状があったら歯周病かも?

  • 複数の歯がぐらつく
  • 硬いものが噛みにくい
  • 歯並びが変わった気がする
  • 歯が自然に抜けることがある

上記のいずれかに当てはまるときは、重度の歯周病の可能性があります。歯周病の進行に伴い、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。歯や体の健康を守るためにも、噛み合わせや入れ歯の調整も含めた口腔ケアをするようにしましょう。

 

歯周病に特に注意が必要な人

歯周病は年代を問わず誰にでも起こる可能性がありますが、なかでも注意が必要なのが「妊娠中の方」と「糖尿病の方」です。これらの方は特に歯周病のリスクが高いため、日頃から意識してケアを行うことが大切です。

妊娠中の人

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により妊娠関連歯肉炎になりやすいと言われています。妊娠関連歯肉炎は部分的に腫れやすく、上の前歯や奥歯の歯ぐきに腫れが出る傾向にあります。妊娠中に「歯肉炎かも」と思ったら、早めに歯科医院を受診してください。

また、歯肉炎が進行して歯周病になると、胎児の成長にも影響を及ぼすおそれがあり、早産や低体重児出産のリスクが高まることが知られています。

そのため、市町村が行う妊婦歯科検診などを上手に活用し、妊娠期もお口の環境を清潔に保つことが大切です。

糖尿病の人

糖尿病があると、高血糖による血管への影響や免疫機能の低下などにより、歯周病になりやすくなります。歯周病は糖尿病の合併症の1つで、糖尿病になると一般の人の2.6倍も歯周病にかかりやすく歯周病が重症化しやすいので、注意が必要です。

一方、歯周病がある人も糖尿病の治療が困難になりやすいと言われており、歯周病と糖尿病はお互いに悪影響を及ぼします。

 

今すぐ始めたい!歯周病の予防

歯周病を予防するには、正しいセルフケア・健康的な生活・定期検診の3つが必須です。日頃はセルフケアと健康的な生活を心がけるだけで十分ですが、年に数回歯のクリーニングも受けましょう。

正しいセルフケア

歯周病の予防で最も重要なのは、お口の中を清潔にして歯垢(プラーク)を除去することです。毎日、食後の歯磨きは必須です。歯ブラシは、ヘッドが小さく毛先が細いものがよいでしょう。

歯磨きするときは、歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯ブラシを当てて、小刻みに動かすのがポイントです。デンタルフロスや歯間ブラシも活用して、歯垢を溜めないようにしてください。

健康的な生活習慣を意識する

喫煙、食生活の乱れ、ストレスなどは歯周病の原因です。まず、タバコは歯周病のリスクを高めるので、禁煙をおすすめします。

次に、食事ですが、ファストフードやスナック菓子などは控え、栄養バランスのよい食事を意識しましょう。糖分の多いケーキなども虫歯や歯周病のリスクを高めるので、摂り過ぎないようにすることが望ましいです。

そして、ストレスは免疫力の低下につながりやすいので、ストレスが溜まっている方は趣味や運動・アロマや音楽などでリフレッシュしてストレスを溜めないようにしましょう。

定期検診を受ける

歯垢は自宅でのセルフケアだけでは落としきれないため、歯科医院の定期検診でクリーニングを受けて、歯周病のリスクを下げましょう。

定期検診を受けることで、歯周病に一早く気づくことができます。クリーニングは、3~6ヶ月に1回くらいの頻度が望ましいです。

 

歯周病が気になる・しっかりと予防したいとお考えの方はYASUOKA DENTAL OFFICE UMEDAへご相談ください

歯周病は、年齢問わず発症する可能性があります。「若いから大丈夫」と安心せず、歯磨きを丁寧に行い、生活習慣にも気を付けましょう。

「歯ぐきから血が出る」「口臭が気になる」「歯がグラグラする」などの症状があるときは放置せず、早急に歯科医院を受診する必要があります。

YASUOKA DENTAL OFFICE UMEDAでは、歯周病のエキスパートが在籍しておりますおり、トータルヘルスケアプログラム(THP)のご提案も行っています。

お口の状況をしっかりと把握することで「なるべく歯を抜かない」ことを可能にした根本的な歯周病治療により、お口を健康にするだけでなく全身疾患のリスクを下げることができます。

医療コンシェルジュ制度を導入しており、最初から終わりまで担当医と専任カウンセラーが継続して診ていくため、一人ひとりの患者様と丁寧に向き合うことが可能です。歯周病でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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