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前歯の永久歯が生えてこない原因|どれくらい待つべき?受診基準も解説

前歯の乳歯は7歳くらいに抜けることが多いですが、子どもによっては永久歯がなかなか生えてこないことがあります。前歯がないと目立つため、早く生えてこないだろうかと心配する親御さんも少なくありません。

前歯の永久歯が生えてこないのは、何かしらの原因があることがほとんどです。今回の記事では、前歯の永久歯が生えてこない原因、どれくらい待つべきか、歯医者への通院が必要な基準などについて解説します。生え変わり期のお子さんがいるご家庭は、ぜひ参考にしてください。

 

前歯の永久歯が生えてこない原因

お子さんの前歯の永久歯がなかなか生えてこないと、大丈夫だろうかと不安になる親御さんも多数います。前歯の永久歯が生えてこないときは、以下の六つの原因のいずれかに該当することがほとんど。

親御さんやお子さんの不安を払拭するためにも、歯科医院で生えてこない原因が何かを明確にしてもらうとよいでしょう。

 

歯の生えるスピードが遅い

永久歯は5~9歳頃に生え始め、前歯は7歳頃から生え変わり始めることが多いです。歯の成長には個人差があり、永久歯が早く生えてくる子もいれば永久歯がゆっくり生えてくる子もいます。

一般的には、男の子の方が女の子よりも、歯の生えるスピードが遅い傾向にあります。遺伝や偏った食生活により、永久歯が生えてくるのが遅くなる可能性もあるでしょう。適切に経過観察していれば、問題ないケースがほとんどです。

 

乳歯が早く抜けている

重度の虫歯で歯の神経が死んでしまった場合または以前歯を強くぶつけて歯が弱くなっている場合、乳歯が通常より早く抜けることがあります。乳歯が早く抜けてしまうと、その下の永久歯の根(歯根)がまだできていないため、生えてくることができません。

この場合、永久歯が生えてくるまでに時間はややかかりますが、問題なく生えてくることが多いです。

 

過剰歯が邪魔している

乳歯は20本、永久歯は親知らず含めて32本ですが、稀に余分な歯「過剰歯」が生えてくることがあります。過剰歯は円錐形に尖っているため、すぐに見分けられるでしょう。

過剰歯があると、永久歯が正しい位置に生えてくるのが難しくなります。前歯の永久歯が生えてこないのは、過剰歯が邪魔していることが原因ということが多いようです。この場合、過剰歯を取り除くことで、永久歯が正常に生えてくるでしょう。

 

歯茎が分厚い

歯茎の厚みが厚いと、永久歯が生えてくるまでに時間がかかることが多いです。歯茎が厚すぎて永久歯がなかなか生えてこない場合、レーザーで歯肉を焼いた後歯茎に永久歯が出てきやすいように切開する処置を行うことで、比較的早く永久歯が生えてくるでしょう。

 

永久歯が存在しない

そもそも永久歯が存在しない場合、乳歯が抜けても永久歯が生えてくることはありません。これを「永久性の先天性欠如」といいます。前歯では、下の側切歯(片方または左右両方)の永久歯が存在しないケースが多いです。

お子さんが乳歯の本数が少ない場合、永久歯がもともと存在しない可能性があるので、レントゲン撮影してもらうことをおすすめします。

 

埋伏歯(まいふくし)がある

埋伏歯とは、永久歯が歯茎や骨に埋まっていて生えてこない歯のことです。特に、上の前歯は、この埋伏歯になりやすいと言われています。

基本的には経過観察で問題ありませんが、歯茎の中で永久歯が倒れて隣りの歯に当たっている場合は、治療が必要です。隣の歯の根っこに埋伏歯が接触していると、歯根を溶かす「歯根吸収」という現象を起こして、歯が抜けやすくなってしまうのです。

 

前歯の永久歯が生えてこない!どれくらい待つべき?

お子さんの前歯が抜けた後永久歯がなかなか生えてこないと、歯科医院を受診した方がいいか迷う方も多いのではないでしょうか?乳歯が抜けた後、永久歯が生えてくるのは約3ヶ月が目安といわれています。

3ヶ月過ぎても、しばらくは問題ありません。ただし、乳歯が抜けてから半年経っても永久歯が生えてこない場合は、歯科医院を受診した方がよいです。

 

歯科医院を受診する基準

以下のケースのいずれかに該当する場合は、歯科医院を受診してください。

  • 7歳を過ぎても前歯が生えてこない
  • 片方だけしか永久歯が生えない
  • ほかの永久歯は生えてきたが、特定の歯のみ生えてこない
  • 歯茎に腫れや痛みがある
  • 乳歯が抜けてから半年以上経過しているのに永久歯が生えてこない
  • 歯茎が分厚くて永久歯がなかなか生えてこない
  • 過剰歯が存在している

 

永久歯が生えてこないときの治療法

歯科医院では、最初にレントゲン撮影して、問題なければしばらく経過観察をします。しかし、状況によって治療が必要になることがあります。治療法は、以下の通りです。

 

歯茎を切開する

歯茎が厚い場合または乳歯が早く抜けた場合、歯茎を小さく切開することで、永久歯を出やすくしてあげます。それでも永久歯がなかなか出てこない場合、永久歯を引っ張り出す治療を行うのが一般的です。

上の前歯が埋伏歯の場合も、手術により埋伏歯の表面を露出させてから、埋まっている永久歯を引っ張り出します。なお、麻酔を使用するので痛みはほとんどありませんが、麻酔が切れた後歯茎に腫れや痛みが生じることもあります。

 

抜歯する

過剰歯があると、永久歯が生えてくるのが難しいことがあります。この場合、歯の位置や方向をレントゲンで確認した上で、抜歯が必要かどうか判断します。抜歯して過剰歯を取り除覗くと、永久歯が出やすくなるだけでなく、歯並びの改善も可能です。

 

矯正治療

永久歯が生えるスペースが不足している場合、矯正治療が必要です。また、お子さんが下の前歯の欠損が2本ある場合、すきっ歯になったり下顎の歯列全体が引っ込んだりする可能性もあるので、矯正治療を行うことになるでしょう。

なお、お子さんの歯の状況によっては、拡大装置やマウスピースなどを使用することもあります。

 

インプラント・入れ歯・ブリッジ

永久歯がもともと存在しない場合は、乳歯を大切に使い長持ちさせることになりますが、一生使用することは難しいでしょう。

乳歯を失った後は、お子さんの歯の状態や予算、要望などをふまえて、インプラント・入れ歯・ブリッジから最適なものを選びます。それぞれメリットやデメリットがあるので、歯科医師と十分に相談して納得できる治療法を見つけてください。

 

歯科医院の選び方のポイント

歯科医院は、どこでも同じというわけではありません。治療方針や歯科医師の経験年数、院内の雰囲気などは、歯科医院によって異なるため、お子さんに最適な歯科医院を選ぶことが重要です。歯科医院を選ぶときのポイントは、以下の六つです。

 

専門知識と経験が豊富

小児矯正歯科は、お子さんの年齢、歯並びや嚙み合わせに合わせて最適な治療法を提案し、長期的な治療計画を立てることが可能です。

子どもの矯正治療に関する知識と経験が豊富な歯科医師がいる小児矯正歯科だと、なおよいでしょう。カウンセリングの際に、歯科医師の経験年数、認定資格の有無などをチェックするほか、お子さんと同じ症状の患者さんの症例写真を見せてもらうのもおすすめです。

 

説明が丁寧で信頼できる

治療を受ける際は、メリットとデメリットの両方を正しく理解していることが重要です。カウンセリング時に、メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれるところは、信頼できる歯科医院です。

また、ホームページやSNSで医院の情報を公開しているところも、信頼できる歯科医院といえるでしょう。

 

設備・機器が充実している

設備や機器が充実している歯科医院では、質の高い矯正治療が可能です。一般的に、精密検査では、頭部X線規格写真やパノラマX線写真の撮影、顎骨や身体の成長状態や噛み合わせの確認などを行います。

しかし、頭部X線規格写真を使用しない場合、正確な検査結果を出すことができません。納得できる治療を受けるためにも、設備や機器が揃っていることは必須です。

 

虫歯予防に力を入れている

生え変わり期の歯は虫歯になりやすいため、虫歯の予防に力を入れているところを選びましょう。歯科医院で定期的に口腔内をチェックしてもらうことで、細かいところの汚れも落とすことができます。

歯科医院での歯のクリーニング、フッ素の塗布のほか、ブラッシングの指導などにより、お子さんの歯の健康を守りましょう。

 

無理なく通える

歯科医院には長期的且つ定期的に通うことが多いので、無理なく通えるかどうかは重要です。あまり遠いと通うのが大変になるため、家の近くにあるところがよいでしょう。

平日だけでなく土日祝日も診療可能か、診療時間は何時までか、ネット予約はできるかなどを確認しておくと安心です。

 

子どもがリラックスできる

どんなに腕のよい歯科医師が在籍していても、お子さんが怖がったり嫌がったりすると、治療をスムーズに進めることはできません。院内の雰囲気が明るく、子どもがリラックスできる場所であることが望ましいです。

キッズスペースがあるかどうかよりも、歯科医師やスタッフが子どもの気持ちに寄り添い、子どもが自ら「ここなら通いたい」と思えることが重要です。

 

まとめ

お子さんの前歯の永久歯が生えてこないと心配になる親御さんも多いですが、歯の成長には個人差があります。しばらくは経過観察のみで、問題ありません。

ただし、乳歯が抜けて半年経ってもいっこうに永久歯が生えてこない場合は、歯科医院を受診してください。片方の永久歯しか生えてこない場合や歯茎に腫れや痛みがある場合なども、歯科医院を受診する必要があります。

安岡デンタルクリニック 梅田院は、技術と設備を誇る治療が特徴です。予防歯科にも注力しているため、お子さんの歯の健康を守ることができます。また、梅田院では医療コンシェルジュ制度を導入し、初診時から治療終了まで担当医と専任カウンセラーが継続して診ていきます。安心できる環境で質の高い治療を受けたいという方は、ぜひYASUOKA DENTAL OFFICE UMEDAにいらしてください。

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